交通事故後の腰の痛みでお悩みの方へ

文責:院長 鍼灸師・柔道整復師 黒澤彰

最終更新日:2025年01月17日

1 なぜ腰の痛みが生じるのか

 交通事故による腰の痛みでお悩みの方の中には、腰をぶつけるなど、腰に直接ダメージを受けた訳ではないのに痛みが出ており、なぜ痛みが生じているのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 交通事故後の腰の痛みの多くは、衝突による強い外力が身体に加わったことで、腰周辺の筋肉や靭帯などに損傷を負ってしまうことが原因であると考えられます。

 特に後ろから衝突された際は、衝撃によって身体が前のめりになります。

 そうなると、その崩れた姿勢をなんとか元の状態に保とうとして筋肉が収縮を起こし、硬くこわばって痛みを引き起こすことがあります。

 また、腰部に急激な負荷が掛かることで、腰椎や股関節を含む骨盤が影響を受け、痛みを引き起こすこともあります。

2 事故後の腰の痛みを放置するリスク

  筋肉や靭帯などの軟部組織といわれる部分の損傷は、主に骨の状態を反映するレントゲン写真では判断出来ないケースが少なくありません。

 また、目立つ外傷が見当たらないと、周囲の人にケガの痛みの程度が伝わりにくく「大したことはない」と思われてしまったり、ご自身でも「そのうちに治まるだろう」と思って、適切な施術を受けずに放置してしまったりする恐れがあります。

 中には、痛み止めや湿布で一時的に痛みをしのいでいるという方もいらっしゃるかもしれませんが、一時的に緩和出来たとしても、時間が経てば痛みが再発してしまう可能性が高いですし、損傷部位である腰を無意識にかばう身体の使い方をしてしまうことによって、腰以外の部位に負荷を掛けることになってしまい、痛みが出ている箇所が広がってしまうことも懸念されます。

 このように、腰の痛みを放置すると、身体にとって悪影響ですし、ケガの状態が悪化して回復までに時間が掛かってしまう可能性もあります。

 長引く痛みに悩まされないようにするためにも、お早めに適切な施術を受けることが大切です。

3 根本改善を目指した施術を受けることが大切

 交通事故による腰の痛みは、腰周辺の筋肉や靭帯などの損傷に起因するものや、筋肉の緊張、腰椎や骨盤の歪みが原因となっている場合まで様々ですし、複数の要因が重なって痛みが出ていることも考えられます。

 このように、単純に腰に痛みがあるからといって、原因が一つであるとは限りません。

 そのため、何が原因で痛みが出ているのかを十分に検査や検討していないと、原因部分に対するアプローチが不足してしまい、根本改善に繋がらず痛みが長引いてしまう恐れがあります。

 交通事故後の腰の痛みについては、お身体の検査をしっかりと行い、適切な施術プランを検討してくれる接骨院にご相談されることをお勧めいたします。

4 交通事故による腰の痛みは当院にご相談ください

 当院では、痛みの再発を防ぎ、お身体を良い状態に整えるためには、まずは「なぜ痛みが出ているのか」をしっかりと追究することが大切であると考えています。

 交通事故による腰の痛みに対しても、まずはお身体全身の状態を確認し、どこにどのような施術を行うべきかを検討し、お一人お一人に合った施術内容を判断させていただきます。

 柔軟に対応させていただきますので、まずはお気軽に当院にご相談ください。

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